『私の絵本』完成! [子どもべやアート教室]
昨年9月から取り組んできた『私の絵本』、ようやく完成しました
今日は、一人ひとりによるプレゼンテーションです。それぞれ人に見せてもいいと思う絵を2~3枚選んで、それらについて語ります。
モジモジしてなかなか前へ出たがらない子どもたちを活性化すべく、理事長が口火を切りました。その中の一つ、5歳の時に体験した大阪大空襲にまつわる記憶には、身を乗り出して聞き入る子も。隠れていた防空壕に焼夷弾が落ちてきて、いつ爆発するかと怯えながら身がすくんで動けずにいると、通りすがりのご婦人が「アッ!」と叫び、持っていたバケツの水をかけてくれた―生死を分けた瞬間の記憶は、数十年の歳月を経ても消えることがなく、実際に体験した人ならではの生々しい語りとなって子どもたちの心に響いたようです。
夢や願望、大切なもの、好きなこと、嫌な思い出…具象的な表現もあれば抽象的な表現もあります。ここから子どもたちのどんな「心」が見えますか?
2011.1.14(金) 子どもべや伏尾台教室
今日は、一人ひとりによるプレゼンテーションです。それぞれ人に見せてもいいと思う絵を2~3枚選んで、それらについて語ります。
モジモジしてなかなか前へ出たがらない子どもたちを活性化すべく、理事長が口火を切りました。その中の一つ、5歳の時に体験した大阪大空襲にまつわる記憶には、身を乗り出して聞き入る子も。隠れていた防空壕に焼夷弾が落ちてきて、いつ爆発するかと怯えながら身がすくんで動けずにいると、通りすがりのご婦人が「アッ!」と叫び、持っていたバケツの水をかけてくれた―生死を分けた瞬間の記憶は、数十年の歳月を経ても消えることがなく、実際に体験した人ならではの生々しい語りとなって子どもたちの心に響いたようです。
夢や願望、大切なもの、好きなこと、嫌な思い出…具象的な表現もあれば抽象的な表現もあります。ここから子どもたちのどんな「心」が見えますか?
2011.1.14(金) 子どもべや伏尾台教室
クリスマスの手作りアート [子どもべやアート教室]
クリスマスの手作りアート [子どもべやアート教室]
子どもべや室町幼稚園教室スタート [子どもべやアート教室]
子どもお料理実習 [子どもべやアート教室]
今回で7回目となる、子どもべや生活美術シリーズvol.23「みんなでお料理」。みんな毎年とても楽しみにしてくれており、子どもべや伏尾台教室の子どもや地域の子どもたち2年~5年生が8名集まりました。この日のメニューは、ビビンバ風どんぶり、トマトとレタスのスープ、ヨーグルトとフルーツのデザート指導は、本シリーズおなじみの会員で管理栄養士の山下さんです。
今回の参加者は全員がもう3回目以上のリピーターのためか、準備から調理・・・洗ったり切ったり焼いたりつまみ食いしたり・・・片づけまで大変スムーズに進みました。自分から進んで次の作業へとりかかる積極性が素晴らしい!
でもやはり最後の方になると集中力がなくなり、遊び始める子も・・・誰かに迷惑がかかっていることを自覚してほしいなあと思うのですが、なかなか上手くいきません。反省。調理には楽しさの反面、危険もいっぱい。そのことを分かってもらわなければなりません。
最後のお絵かきを時間の都合で省略しようと思っていたら、「え~お絵かきないの」と嬉しいお叱りが・・・急いで準備し、面白い描画もとびだしました。
「次回はケーキを作りたい!」というリクエストももらいつつ、無事に終了することができました。
2010.10.22(金)伏尾台コミュニティセンターにて
今回の参加者は全員がもう3回目以上のリピーターのためか、準備から調理・・・洗ったり切ったり焼いたりつまみ食いしたり・・・片づけまで大変スムーズに進みました。自分から進んで次の作業へとりかかる積極性が素晴らしい!
でもやはり最後の方になると集中力がなくなり、遊び始める子も・・・誰かに迷惑がかかっていることを自覚してほしいなあと思うのですが、なかなか上手くいきません。反省。調理には楽しさの反面、危険もいっぱい。そのことを分かってもらわなければなりません。
最後のお絵かきを時間の都合で省略しようと思っていたら、「え~お絵かきないの」と嬉しいお叱りが・・・急いで準備し、面白い描画もとびだしました。
「次回はケーキを作りたい!」というリクエストももらいつつ、無事に終了することができました。
2010.10.22(金)伏尾台コミュニティセンターにて
「自分にであう絵本」進行中! [子どもべやアート教室]
9月から取り組んでいる「自分にであう絵本」づくり、だんだんピッチが上がってきました。12月末の完成に向けて、どんなページ構成にするか、どんなペースで制作するか、いま一度再確認し、各自考えてもらいました。それぞれ自分という人間を物語るテーマを少なくとも5~6個は選び、一つ一つページに描いていきます。「こんなとき私はご機嫌」「がっかりしたこと」「他人からもらった大切なプレゼント」「自分の心を形であらわすと」などなど…初めは、「わからん」と言っていても、指導者からの問いかけなどに(しぶしぶでも)答えながら、少しずつ気づくことはあるようで、今日のクラスでは、子どもたちの話すことも、絵の内容に関連したことが多かったようです。
自分をみつめる、自分をあらわす―実は大人もなかなか出来ていないこと。そして、あらためてそれをしてみることは、大人にとっても大いに意味や手ごたえを感じられる作業ではないでしょうか。ということで、大人を対象にした新企画もあたためているところです。こちらもご期待ください。
2010.10.15 子どもべや伏尾台教室
自分をみつめる、自分をあらわす―実は大人もなかなか出来ていないこと。そして、あらためてそれをしてみることは、大人にとっても大いに意味や手ごたえを感じられる作業ではないでしょうか。ということで、大人を対象にした新企画もあたためているところです。こちらもご期待ください。
2010.10.15 子どもべや伏尾台教室
「自分にであう絵本」作り [子どもべやアート教室]
子どもべや伏尾台教室では、子どもたちは「自分にであう絵本」作成に取り組んでいます。
今日は、フェイスペインティングで変身。
でも、顔に塗ろうとするとペン先が少し痛かったので
手にペイントする子どもたちもいました。
もちろん痛いのを我慢して 顔にペイントした子どもたちも!!
これからどのように展開していくのか、どうぞお楽しみに☆
2010.9.10
今日は、フェイスペインティングで変身。
でも、顔に塗ろうとするとペン先が少し痛かったので
手にペイントする子どもたちもいました。
もちろん痛いのを我慢して 顔にペイントした子どもたちも!!
これからどのように展開していくのか、どうぞお楽しみに☆
2010.9.10
夏休み工作 自分らしさ100%貯金箱 作ったよ! [子どもべやアート教室]
夏真っ盛りの8月8日、毎年恒例の子どもべや夏休み工作を開催しました。
(ららぽーと甲子園JEUGIAカルチャーセンター)
参加者49名の子どもたちが思い思いの貯金箱を作ってくれました。
(親子での参加もいらっしゃるので、会場はすごい熱気です!)
親も子どもも大好きな貯金箱がテーマなので皆さん満足して下さった様子。
毎回感じることですが、子ども達の感性はそれぞれ
意図が明確でパワーがありすばらしいです。
今回は集中力のある小学生が多く、ストーリーも決めて自分らしい表現で展開していました。
自尊感情100%の顔つきでできたー!と叫んで誇らしげに見せてくれます。
「できたから写真をとって!」と自分からいう子が多く、
お気に入りの作品が出来たことを物語っていました。
夏休みの自由工作の作品として新学期に学校へもって行ってくれる子も多いのでしょう。
たくさんのご参加、どうもありがとうございました。
もっともっと工作や絵を楽しみたくなったらぜひ、
アートスペース「子どもべや」に体験に来てくださいね。
(ららぽーと甲子園JEUGIAカルチャーセンター)
参加者49名の子どもたちが思い思いの貯金箱を作ってくれました。
(親子での参加もいらっしゃるので、会場はすごい熱気です!)
親も子どもも大好きな貯金箱がテーマなので皆さん満足して下さった様子。
毎回感じることですが、子ども達の感性はそれぞれ
意図が明確でパワーがありすばらしいです。
今回は集中力のある小学生が多く、ストーリーも決めて自分らしい表現で展開していました。
自尊感情100%の顔つきでできたー!と叫んで誇らしげに見せてくれます。
「できたから写真をとって!」と自分からいう子が多く、
お気に入りの作品が出来たことを物語っていました。
夏休みの自由工作の作品として新学期に学校へもって行ってくれる子も多いのでしょう。
たくさんのご参加、どうもありがとうございました。
もっともっと工作や絵を楽しみたくなったらぜひ、
アートスペース「子どもべや」に体験に来てくださいね。
夏休み工作 エコ素材で自分らしさ100%の貯金箱作り [子どもべやアート教室]
毎年恒例、子どもべやららぽーと甲子園教室の夏休み工作イベントを開催します。
今年は夏休みの宿題、自由工作にもぴったりの『貯金箱作り』。
牛乳パックや空き缶、お菓子の空き箱などを利用して、リサイクル素材で作ります。
多数のご参加、お待ちしております。
★☆★『エコ素材で自分らしさ100%の貯金箱作り』
日時 2010年8月8日(日)
①11:00~12:00
②13:15~14:15
③14:30~15:30
場所 ららぽーと甲子園1階
(イトーヨーカドー前オーシャンライドコートにて) 阪神電車甲子園駅から6分
対象 3才~小学6年 (幼児は保護者同伴)
受講料 500円(教材費込み)
講師 新保美恵子(ライフスキル研究所子どもべや専任講師)
お申込み:ららぽーと甲子園JEUGIAカルチャーセンター
http://www.jeugia.co.jp/new_culture/category/mkcategory.cgi?cid=17&category=7
今年は夏休みの宿題、自由工作にもぴったりの『貯金箱作り』。
牛乳パックや空き缶、お菓子の空き箱などを利用して、リサイクル素材で作ります。
多数のご参加、お待ちしております。
★☆★『エコ素材で自分らしさ100%の貯金箱作り』
日時 2010年8月8日(日)
①11:00~12:00
②13:15~14:15
③14:30~15:30
場所 ららぽーと甲子園1階
(イトーヨーカドー前オーシャンライドコートにて) 阪神電車甲子園駅から6分
対象 3才~小学6年 (幼児は保護者同伴)
受講料 500円(教材費込み)
講師 新保美恵子(ライフスキル研究所子どもべや専任講師)
お申込み:ららぽーと甲子園JEUGIAカルチャーセンター
http://www.jeugia.co.jp/new_culture/category/mkcategory.cgi?cid=17&category=7
ありえない世界!?マグリットと絵画の冒険 [子どもべやアート教室]
ルネ・マグリット(1898-1967)をご存知の方は多いでしょう。「大家族」「白紙委任状」などで有名なベルギーの画家で、20世紀のもっとも重要な芸術運動に数えられる、シュルレアリスムを代表する一人です。今日の「子どもべや」では、そのマグリットを子どもたちに紹介しました。
彼の作品には、デペイズマンという技法が多く使われており、その意表をつく組み合せが見る人を驚かせます。個々のモチーフはごくありふれたものなのに、その取り合わせが突飛だったり、大小関係が普通でなかったりで、結果「ありえない世界」が出現するのです。
果たして、子どもたちの反響は絶大。「ありえへん!」「気持ちわる~」「この人ゼッタイ変人や」「でも、ありそう」などと、口々に言い合っていました。シュルレアリスムの表現世界を理解するには至らずとも、その後の作品制作では、それぞれに「どこかヘンな世界」を表現しようと工夫を凝らしていたようです。
写真は、理事長による参考作品。子どもの頃、夢に出てきた、男性用トイレ、骨、血のかたまり…という取り合わせ。とても怖かったそうで(そりゃそうでしょう)、半世紀以上経った今でもハッキリと覚えているそうです。
絵画の世界は自由ですが、たいていは暗黙のうちに「マトモな世界」を描くよう方向づけられているもの。そんな子どもたちに、いつもと少し視点をずらし、身の回りにあるものからイメージを膨らませて異世界の扉を開き、冒険する精神と感性を持ち合わせてほしいものです。
ところで、不可思議な視覚表現とは裏腹に、マグリット自身はいたって真面目な市民的生活を送った人物で、その外見も生活ぶりも、芸術家につきもののエキセントリックさとは全く無縁でした。それが素だったのか、いくぶん演技もあったのか、真相/深層は本人のみぞ知るところですが、作者と作品のイメージのギャップもまた、彼ならではのデペイズマンだったのかもしれません。
記:小村みち
彼の作品には、デペイズマンという技法が多く使われており、その意表をつく組み合せが見る人を驚かせます。個々のモチーフはごくありふれたものなのに、その取り合わせが突飛だったり、大小関係が普通でなかったりで、結果「ありえない世界」が出現するのです。
果たして、子どもたちの反響は絶大。「ありえへん!」「気持ちわる~」「この人ゼッタイ変人や」「でも、ありそう」などと、口々に言い合っていました。シュルレアリスムの表現世界を理解するには至らずとも、その後の作品制作では、それぞれに「どこかヘンな世界」を表現しようと工夫を凝らしていたようです。
写真は、理事長による参考作品。子どもの頃、夢に出てきた、男性用トイレ、骨、血のかたまり…という取り合わせ。とても怖かったそうで(そりゃそうでしょう)、半世紀以上経った今でもハッキリと覚えているそうです。
絵画の世界は自由ですが、たいていは暗黙のうちに「マトモな世界」を描くよう方向づけられているもの。そんな子どもたちに、いつもと少し視点をずらし、身の回りにあるものからイメージを膨らませて異世界の扉を開き、冒険する精神と感性を持ち合わせてほしいものです。
ところで、不可思議な視覚表現とは裏腹に、マグリット自身はいたって真面目な市民的生活を送った人物で、その外見も生活ぶりも、芸術家につきもののエキセントリックさとは全く無縁でした。それが素だったのか、いくぶん演技もあったのか、真相/深層は本人のみぞ知るところですが、作者と作品のイメージのギャップもまた、彼ならではのデペイズマンだったのかもしれません。
記:小村みち