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アートでリラックス、リフレッシュ!―神戸医療福祉大学公開講座にて [講師出講]

今年も残すところあと2日。帰省ラッシュもピークを迎えているようで、いよいよ新年の足音が聞こえてきましたね。

さて、さる12月9日、神戸医療福祉大学の公開講座にて、「アートでコミュニケーション~子育て・孫育て・自分育てを楽しむ」と題したレクチャー&ワークショップを行いました。「癒し」をテーマにした全4回の公開講座の第3回目です。

会場に入ってきて、机上に置かれたクレヨンや色鉛筆を目にした参加者の皆さんの中には、最初「何をする/させられるんやろう?!」と思った方もおられたことでしょう。実際、約20名の参加者の中でクレヨンを持ったのは何十年ぶり、とか、覚えていないぐらい昔、という方がほぼ半数いらっしゃいました。そんな方々に、日々の生活に取り入れることができ、ストレス解消や心のリフレッシュにもなるアート表現を体験していただこうというのが今回のねらいです。

ベースとなっているアートセラピーの概略やメンタルヘルスとの関連などについてレクチャーしたあと、実際に体験していただくべく2種類のワークを行いました。まずはクレヨンを使ったぐるぐる描き、そして当研究所オリジナルのワークブックを使った「好きなものボックス」です。ワークに際しては、いずれも上手下手を問わない、ここで語り合われたことは参加者同士だけのものにしておく(その場にいなかった人に他言しない)などの基本ルールをお伝えし、自由で自発的な表現の場であることを確認したうえでワークを行いました。

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はたして最初緊張気味だった参加者の表情も次第にほぐれ、描きながらイメージが広がった人、ずっと抱いていた大切な思いに気づいた人など、十人十色の心のありようが表現されていたようです。「(描いているうちに)手が勝手に動き出した感じ」「気持ちよくなってきた」「リラックスできた」とか、「新しい世界が開けた感じ」「孫とやってみます」などの感想・コメントもいただき、講師/ファシリテーターとしても本望でした。

詳細レポートはコチラ(神戸医療福祉大学のサイト)
http://www.kinwu.ac.jp/topics/index.html?id=40400

ところで、神戸医療福祉大学のある兵庫県神崎郡福崎町は、民俗学者柳田國男の出身地。後に柳田自身が「日本一小さい家」と述べた生家が今も残っています。この「小さい家」が彼の志、彼の学問の原点であったそう。リアルでちょっとコワ~イ河童様にも対面し、思わぬ知見が得られた播州福崎への出張講座でした。
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