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子どもの絵と心の複雑な関係―教員研修にて [講師出講]

7月4日、豊中市教育研究会表現部会の研修に出講しました。前半は、小学校3~4年の子どもの絵から、意識的・無意識的な心のメッセージを聞き取り、そこにある意味をお伝えするミニ・レクチャー。後半は、「自分を語るコラージュ・ワーク」と題して、子どもの感情解放と集中力をつけることをねらいとしたコラージュによるアート制作を体験していただきました。

参加された先生方からは、関係づくりが難しくなる高学年の子どもの作品が見たいという声も。思春期に差しかかるこの年代になると、ほめること、あるいは問題点を指摘して指導すること、そのどちらも難しくなり、どうしたものかと悩んでおられる様子。絵に関しても、5~6年になると、絵に気持ちがストレートに表わされることがだんだん少なくなります。気持ちが見えにくくなる高学年の作品の読み方、関係の取り方のスキルを、次回お伝えしたいと感じました。

コラージュ・ワークは、このスキルが自己の内面を感じ、自己発見の機会となったことへの驚きの声が集まりました。先生方にとって、子どもたちとのつながりに新しい刺激を生む何かとなってほしい願っています。ありがとうございました。

理事長 小村チエ子
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