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イライラ光線&コラージュでリフレッシュ!―池田市教員アート研修Part2 [講座・セミナー・ワークショップ]

池田市の幼稚園&小学校教員を対象に行っている「アートで心の健康をまもる講習会」Part2を行いました。子どもとペアで行うワークを中心にしたPart1に続き、今回は教員自身のリフレッシュや自己発見を促すワークを紹介しました。イライラムシャクシャ光線、そしてコラージュです。

iraira-kousen.JPGイライラムシャクシャ光線は、当研究所のオリジナルワークブック「こころの目でみてかく本」を用いたワーク。自分がイライラしているとき、怒っているとき、体からはどんな光線が出ているかをイメージし、クレヨンで描いていきます。これは、育児のイライラが募っている若いお母さん方や、衝突しがちな親子、ストレスを抱えている人などに数多く行ってきて、ひじょうに好評のワークです。自分の身体性を意識したり、怒りやストレスの度合いやその矛先、さらには質や内容を客観視するきっかけになるようです。「紙の大きさが足りない!もっと大きい紙が欲しい!!」という参加者が多いのも、このワークの特長です。

collage.JPGコラージュは、ご存じのとおり雑誌やチラシなど既成のイメージを切り貼りして制作する技法。ピカソやブラックのパピエ・コレpapier colléに始まると言われ、エルンストなど20世紀の前衛芸術家も積極的に取り入れた技法です。芸術療法としては、1970年代ごろから行われるようになったようです。「絵が苦手で…」という人でもスムーズに入り込めること、予め作品構成を決めずに好きなモチーフを選んでいくため、自然な形で無意識が表出されやすいこと、などから、私たちはアートセラピーの核となるものとして注目しています。「何となく」選んだモチーフの組合せから自分の願望が見えたり、個々のモチーフはバラバラに選んだのに、出来上がった作品を見てみると、気にかかっている諸々の事柄が繋がって点が線になったようだ、という感想がありました。授業にコラージュを取り入れている先生もおられ、現場に持ち帰ろうという意欲が感じられました。

次回は、2月23日に行います。池田市内の先生方、どうぞご参加ください[アート]
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