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コラージュ作品の中に自己像の変遷をみる [ライフスキル・アート研究会]

7/13(日)午後、第24回アート研究会を開催しました。今回の発表は、コラージュにみる自己像の変遷―自己分析の試み」と題して、約15年間にわたる発表者(筆者)のコラージュ作品の中に自己イメージの変遷をたどるものでした。

長いスパンの中でふりかえってみると、理想と現実の間を行き来しながらアイデンティティを模索してきた自己形成の軌跡と重なるようで、同じ年代の他の参加者にも通じるところがあったのか、活発な意見交換となりました。感謝。具体的な経験やライフヒストリーは人それぞれに個別・固有なものですが、人生の節目を意識させられる出来事やその年代に特有の課題といったものは、やはりある種の共通性があるものです。

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また、ふり返りに際しては、タイトルやコメント、メモなど文字情報の重要性を再認識。無題(タイトルがつけられない)、このモチーフが気になる…といったような走り書き程度でも、その時点での心情や思考の記録になります。制作時点で詳細な解釈や分析をしようとする必要はありませんが、何らかでも心に留まる事柄を書きつけておくと、後でふり返ったとき、モチーフを見ながら、その時の状況や心情をよりたやすく、正確に、いきいきと思い出すことができました。

コラージュ以外にも作ってきたアートセラピー作品がたくさんあるので、今後それらも含めてさらに分析を進め、アートによるセルフマネジメントの可能性も探っていきたいと考えています。

次回研究会は、9月21日(日)です。
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