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交野市立あまだのみや幼児園での講演 [講師出講]

交野市立あまだのみや保育園で『子どもの絵からのメッセージ』[アート]

子どもの絵からのメッセージで取り上げる講演の主題は、絵や造形に吐露される子どもの心情です。
子どもの表現に対して大人が解釈したものという視点からではなく、子どもの肉声が届くように、当事者の子どもたちや保護者の方々への地道な聞き取り調査による内容で構成しているのが特徴です。
いずれの講演会においても、主催者の希望を事前に聞かせていただき、その内容に焦点を合わせてお話しすようにしているため、内容のワンパターン化が避けられています。
このため演者としては毎回緊張の連続ですが。

20101127amadanomiya.JPG 保育園の保護者の皆様には、3歳までの自発的ななぐり描きの大切さをまずお伝えしました。
子育てのプロセスで幼少期の表現活動は、親の手が非常にかかる時期であるため忘れられがちですが、この時期に芽生える何かをかきたいという意欲を放置すると、描くことへの関心が育たず心の内面からの発信が苦手な子どもになる傾向が見受けられます。
子どもの心的世界にはイメージの広がりがあり、それを育てるのが表現教育であるわけです。
形を描くことに慣れる前に、イメージや気持ちを表現することが必要だとライフスキルで考えており、実際の作品を通して見ていただきました。
さらにそれらのことを実証して行くのが今後のライフスキルの課題となります。

 講演の後は、楽しくアートでワークショップ体験です。親子でできる相互分割画法や描くことへの抵抗を弱め表現になじめる描画体験をしていただきました。
自然にめぐまれた土地柄、すぐ側にある物を生かした表現への導入が期待できそうな保育園でした。

2011.11.27(土) 理事長 小村チエ子
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