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同じ心ならん人と… [ためになるお話]

同じ心ならん人としめやかに物語して、をかしき事も、世のはかなき事も、うらなく言ひ慰まんこそうれしかるべきに、さる人あるまじければ、つゆ違はざらんと向ひゐたらんは、たゞひとりある心地やせん。―『徒然草』第十二段より

(自分と心を同じくするであろう人としみじみ語りあい、興味深いことも世の無常も包み隠さず話し、慰めあうことこそ喜びである。しかし、そんな人がそういるわけではないので、相手の意と少しも違わないようにと気を遣って向かい合っていると、ただ一人でいるような気分になる。 )

本日のお話は、学校で習う古典の代表格『徒然草』から。「同じ心ならん人」を得ることの難しさ、神経をすり減らす人づきあいの煩わしさ…大人なら誰しも経験していることでしょう。さて、子どもはどうでしょうか。

「みなさん、親友はいますか?」の問いに、「親友ではないけど、友だちはいる。親友と呼べるかどうかは分からん」「相手が(自分のことを)親友と思ってても、自分はそう思ってないこともある。その逆もある」etc.

小学校高学年ともなると、互いに深く理解し合える友を求める気持ちが強くなります。「友だち」はともかく、「親友」となるとハードルが高くなるようです。自分と相手の気持ちが完全に一致することはなかなかないということも、経験的に知っているのですね。

P1030814.JPGさて、本日のテーマは、前回に引き続き、「自分にであう絵本」づくり。今日は表紙を仕上げました。各自タイトルを決めて、フェイスペインティングを施した顔写真をレイアウトし、それぞれ楽しい表紙が出来上がりました。次回から、いよいよ中身づくり。どんなMY絵本ができあがるのか!?乞うご期待。

2010.9.17 子どもべや伏尾台教室
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